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ども、Jellyです。
今回は久しぶりに本のレビュー記事を書きたいと思います。関田タカシさんが書かれた「不動産投資のプロ技」。
↓著者について。(本書より)
大手不動産仲介業者、マンション管理業者、学生寮運営業者、一棟売買仲介、一棟買取業者などを渡り歩き、不動産業界歴約14年。学生時代に「金持ち父さん 貧乏父さん」(著:ロバート・キヨサキ)に没頭し、貯めていた自己資金や不動産知識を活用し、自身でも不動産投資に参入。これまでにアパート6棟を取得し。3棟を売却して賃料収入と売却益の両方を得ることに成功。
現役の不動産営業マンがプロの視点で不動産投資の購入から保有、売却の仕方を解説した本です。
初心者の人、これから不動産投資を始めようという方でもわかるようにまとめられていてすごく読みやすかったです。
不動産投資の目的は、「家賃収入を得ること」、「売却時の利益を得ること」の2つ。そしてうまくいく不動産投資というのは、「賃料収入毎月が黒字」で「売って儲かる」こと。つまり儲かることが一番重要ということです。儲かる物件をどのように選ぶのか、物件をどのように精査するかが具体的な手順も踏まえて書かれていて、すごく分かりやすかったです。
また不動産営業マンや不動産投資家の人が信頼できる業者さんをどうやって見つけているのか、良い物件を紹介してもらえるにはどのように行動すればよいか、どのような人になれば良いかも書かれており、参考になるものが非常に多かったです。
そして、一概にどういう物件が儲かるか、または儲からないかというのではなく、「一棟、区分、戸建て」、「新築、中古」、「都心、郊外」など物件の種別ごとにそれぞれのメリット、デメリットが詳細に書かれており、物件の難易度、自分の属性であればどのステージの物件を購入することができるのかなど、うまくまとめられています。
不動産投資の成否を決める最大の要素は、
- 「物件の持つポテンシャル>取得価格 → OK」
- 「物件の持つポテンシャル<取得価格 → NG」
ここで必要になってくるのが出口戦略であり、この物件は将来いくらで売れるのか、保有期間中にどのくらいのキャッシュフローを生み出せるのか、というのを計算して購入価格を決定します。この物件を自分が顧客として、5年後、10年後、20年後に購入する場合、いくらなら購入するか、いくらなら検討の土台に乗るかという視点、考え方で購入することが大事だと書かれていて、とても参考になりました。
教科書みたいなもので、「なんて書いてあったかな」と何度も読み返すこともあります。
個人的には、不動産投資本の中でも内容が具体的で情報量も豊富であり、かなりの良本だと思います。
これから不動産投資を始めようという方には、勉強になる本であり、業者から騙されるリスクを下げることができるかもしれませんね。日々勉強することが大切です。
それでは、また。
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