不動産投資

これまで購入した一棟アパート2棟|会社員の不動産投資実績を公開

埼玉県の住宅街に建つ木造アパートの街並み

2019年から2020年にかけて、埼玉県で木造の一棟アパートを2棟購入しました。購入総額は2棟合わせて7,700万円。そして2026年、2棟とも売却を終えています。

私は資産家でも不動産のプロでもなく、購入当時は年収400万円台の普通の会社員でした。給与収入を与信にして融資を受け、この2棟を購入・運営してきました。

2棟に投じた自己資金は合計1,055万円。売却時の税引後手残りは2棟合計で約3,420万円、これとは別に、保有中の累計キャッシュフローが386万円ありました。

この記事では、実際に購入した2棟について、購入条件・運営実績・売却結果をまとめています。それぞれの詳しい経緯や収支は個別記事で公開しているので、気になる物件から読み進めてみてください。

一棟アパート2棟の投資実績を一覧で公開

まずは2棟の条件と結果を、並べて比較してみます。

🏠 購入した一棟アパート2棟の実績比較(埼玉県・木造) 項目 1棟目(桶川) 2棟目(所沢) エリア 埼玉県桶川市 埼玉県所沢市 購入時期 2019年9月 2020年11月 規模・間取り 1K × 9戸 2DK × 6戸+駐車場6台 築年数(購入時) 26年 27年 購入価格 3,400万円 4,300万円 表面利回り(購入時) 11.5% 9.06% 投下自己資金 218万円(フルローン) 837万円(頭金1割) 保有期間 6年7か月 5年10か月 売却時期・価格 2026年4月・4,000万円 2026年9月・5,300万円 売却時の税引後手残り 約1,670万円(約7.6倍) 約1,750万円(約2.1倍) 2棟合計:購入 7,700万円 → 売却 9,300万円(全15戸+駐車場6台) 投下自己資金 1,055万円 → 売却時の税引後手残り 約3,420万円(累計CFは別)

どちらも埼玉県内の築26〜27年の木造アパートです。1棟目は利回り重視の1K×9戸、2棟目は担保評価重視の2DK×6戸。1棟目に足りなかったものを、2棟目で補う設計にしていました。

1棟目|埼玉県桶川市・1K×9戸

不動産投資を始めて最初に買ったのが、埼玉県桶川市の1K×9戸のアパートです。年収400万円台の会社員が、諸費用218万円だけを出してフルローンで購入しました。

1棟目に購入した埼玉県桶川市の木造アパート外観

📍 1棟目:埼玉県桶川市(2019年9月取得・木造1K×9戸) 購入価格 3,400万円 表面利回り(購入時) 11.5% 投下自己資金 218万円(諸費用のみ・フルローン) 融資条件 借入3,400万円/金利1.16%/15年 満室想定賃料 32.6万円 → 36.8万円(売却時) 平均稼働率 90.3% 累計キャッシュフロー 約140万円 累計修繕費 ▲325万円 ローン元本返済額 約1,420万円 売却(2026年4月) 4,000万円 売却時の税引後手残り 約1,670万円(自己資金の約7.6倍/CAGR 36.2%)

表面利回り11.5%で購入しましたが、空室・修繕・短い返済期間の影響から、実際のキャッシュフローは想定よりかなり薄い結果になりました。

一方で、ローン元本の返済と、退去のたびに進めた家賃アップが、最終的な投資成績に大きく貢献しています。

手残りは薄くても、元本返済で資産は積み上がっていました。

🏠 1棟目の記録

不動産投資の1棟目はどう選ぶ?実体験と収支を公開

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📈 1棟目の売却結果

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2棟目|埼玉県所沢市・2DK×6戸+駐車場

1棟目は利回りこそ高いものの、担保評価が出ない物件でした。その偏りを埋めるために選んだのが、埼玉県所沢市の2DK×6戸+駐車場6台の物件です。

2棟目に購入した埼玉県所沢市の木造アパート外観

📍 2棟目:埼玉県所沢市(2020年11月取得・木造2DK×6戸) 購入価格 4,300万円 表面利回り(購入時) 9.06% 投下自己資金 837万円(頭金1割430万円+諸費用) 融資条件 借入3,870万円/変動2.6%/23年 満室想定賃料 32.5万円 → 33.6万円(賃上げ後) 平均稼働率 94.31%(退去は5年10か月で4部屋) 累計キャッシュフロー 246万円(年あたり約42万円) 累計修繕費 ▲451万円(うち突発2件で約400万円) 売却(2026年9月) 5,300万円(購入比 +1,000万円) 保有期間 5年10か月 売却時の税引後手残り 約1,750万円(自己資金の約2.1倍/CAGR 13.5%)

ファミリー向けは入居期間が長く、退去は5年10か月でわずか4部屋。運営そのものは1棟目より明らかに安定していました。

ただし、収支を削ったのは空室ではなく予期せぬ事故と建物の緊急修繕で、累計キャッシュフローの多くがここに消えています。それでも購入価格より1,000万円高く売却できたのは、利回りより土地の評価を優先して選んだ物件だったからだと思っています。

🏠 2棟目の記録

2棟目の一棟アパートを1,000万円高く売却|なぜ高く売れたのか?

担保評価を優先した判断と、購入から売却までの全記録

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2棟を運営して、実際にいくら残ったのか

利回りの数字だけを見ても、手元にいくら現金が残るのかは分かりません。

2棟を通算すると、運営中に積み上がったキャッシュフローは386万円。一方で、修繕には776万円が出ていきました。

💰 一棟アパート2棟の通算実績(2019年9月〜2026年9月) 購入総額 → 売却総額 7,700万円 → 9,300万円 運営中の累計キャッシュフロー +386万円 運営中の累計修繕費 ▲776万円 投下自己資金(2棟合計) 1,055万円 売却時の税引後手残り 約3,420万円 ※2棟の実績の単純合算。上の累計CF 386万円は含みません

📎 この記事で使っている数字の定義 「投下自己資金」=頭金+購入諸費用として実際に出した現金 「売却時の税引後手残り」=売却代金から残債・経費・税金を引いて 手元に残った現金(投下自己資金を含む金額) 「保有中の累計CF」=運営期間中の手残り(上記とは別の数字) 「倍率」=売却時の税引後手残り ÷ 投下自己資金

購入時にどれだけ現金が必要だったのか、運営中の収支がどう推移したのかは、それぞれ別記事で実額を公開しています。知りたいテーマから読んでみてください。

🧭 知りたいことから読む記事を選ぶ 物件そのものを知りたい 1棟目/2棟目の記事 購入資金がいくら必要か 初期費用の記事 運営後いくら残ったか キャッシュフローの記事

💴 購入資金を知りたい方へ

一棟アパートの初期費用はいくら?2棟購入した実額を公開

2棟分の頭金・諸費用を実額で公開しています

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📊 運営の手残りを知りたい方へ

一棟アパートのキャッシュフローはいくら残る?

表面利回りと実際の手残りの差を、実収支から解説しています

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2棟の不動産投資でわかったこと

購入から運営、そして売却まで一通り経験して、特に印象に残っているのは次の5点です。

✅ 2棟を購入・運営・売却して分かったこと 表面利回りの高さと、手元に残る金額は一致しない 手残りが薄くても、元本返済というかたちで資産は増える 間取りで退去の頻度が変わり、管理の手間も大きく変わる 突発的な修繕・事故は必ず起きる前提で、現金余力を持つ 投資の成績が確定するのは、買ったときではなく売ったとき

どれも本で読んで知っていたつもりのことでしたが、実際に自分のお金が動いて初めて腹落ちした感覚があります。

現在の投資方針

2棟の一棟アパートを購入・運営した経験を通じて、不動産投資のメリットだけでなく、融資・空室・修繕・キャッシュフロー・売却まで一通り経験することができました。

現在は不動産への追加投資を急がず、株式や暗号資産を含めた資産全体の配分を見直しています。

一方で、不動産投資そのものをやめたわけではありません。今は、不動産価格や金利も上昇しているため、株式や暗号資産に配分し、数年後にまた再参入をしようと計画しています。

📌 この記事のまとめ 埼玉県で2棟・総額7,700万円 ——年収400万円台の会社員が融資で購入 2026年に2棟とも売却完了 ——売却時の税引後手残りは2棟計 約3,420万円 詳しい数字は個別記事へ ——初期費用・キャッシュフローも実額で公開 ※投資判断はご自身の責任において行い、税務は専門家にご相談ください。

是非参考になれば嬉しいです!