不動産知識

不動産投資の怖い敵!?恐怖の「ブラックリスト」!個人信用情報とは


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ども、Jellyです。

 

不動産購入のために金融機関へ融資の審査申し込みをする際に「個人信用情報の取り扱いに関する同意書」というものを書かされます。これは自分の信用情報について、金融機関が調査することに同意するためのもの。銀行から融資を受ける際には必ず個人の信用情報はチェックされます。

信用情報とは、下記のようなものです。

  1. 申込人の属性:氏名や生年月日、性別、住所、勤務先等
  2. 既存の借入状況:現在利用しているクレジットカードやローンの内容等
  3. 現在の支払状況:過去の支払履歴、過去の事故情報、自己破産の履歴等。この事故履歴というのが「ブラックリスト」と呼ばれるもの。
  4. 現在の借入残高:借入残高、年間の返済予定額等

この中で一番重要なのが③の現在の支払い状況でしょうか。過去の借金やローンが滞りなく返済されているか、自己破産手続きをしているのか、ちゃんと借りたお金は返済できる人なのかがここで分かってしまいます。仮に審査の際に嘘のことを記入しても過去返済履歴や延滞履歴は確実に登録されているため、絶対に審査時にばれます。延滞を繰り返している(ブラックリストに載っている)人にお金を貸したくはないです。金融機関も同じように考えていますよね。

現在の支払履歴や過去の事故情報は下記の信用情報機関に登録されており、簡単にインターネット等でも開示請求することが可能です。

1、株式会社 日本信用情報機構(JICC):消費者金融・商工ローン系

日本信用情報機構(JICC)指定信用情報機関| HOME

2、全国銀行個人信用情報センター(KSC):銀行系

一般社団法人 全国銀行協会 (zenginkyo.or.jp)

3、株式会社 シー・アイ・シー(CIC):クレジットカード系

指定信用情報機関のCIC

一度確認してみてもいいかもしれないですね。

 

また、現在の借入残高も厳しくみられるようです。よく借入上限金額は年収の10倍までとか20倍までとかという話しがありますよね。金融機関によってその上限金額はことなるかと思いますが、これまでに延滞履歴がない人で借入金額が無しの人と借入金額が1億円の人を比較するのであれば、借入金額0円の人の方が安全そうに見えます。実際は個人の資産背景や勤務先、年収などの属性を加味して判断されるかとは思いますが、借入残高は少ない方が良さそうですね。

不動産投資で融資を獲得するためにはこうした信用情報の審査のハードルを越えないといけません。

 

実際に私の友達で過去に携帯電話の料金を1回引落しが出来なくて、融資が下りなかったということを聞いたことがあります。料金はほんの数千円です。しかもそうした延滞情報というのは通常5年間は残ってしまいます…5年も待たないといけないのです!めちゃくちゃ長いですよね。仮に融資が下りていて不動産を購入出来ていたら、5年間で不動産の規模をどのくらい拡大できていたか…元金部分の返済が年間200万円の場合、1,000万円分の機会損失…。考え方によってはかなりの損失です。めちゃくちゃデカいですよね。

またこうした情報は申込みをする本人だけではなく連帯保証人の信用情報も見られます。

私が2棟目の物件を購入した時の話しですが、融資の際、妻が連帯保証人になってくれて借入をすることができました。その審査時、申込人である本人の信用情報しか見られないと思っていたのですが、連帯保証人の信用情報も見られることが発覚。妻にこれまでにクレジットカード等の延滞情報があるかどうか確認したところ、過去に1度だけ延滞したことがあるとのことでした。それが5年以上前なのか、5年以内なのか微妙なラインだったのですが、何とか融資の審査は通過。その当時は結構ヒヤヒヤしたのを覚えています…w

こういう信用情報の重要性というのは、金融機関から借り入れをする時になって初めてわかります。でもその時になって実は延滞していましたというのでは遅いですよね。信用情報の重要性を知らずにいたら、将来の資産形成や人生設計に大きなダメージを被ります。なので本来は小さい頃に学校などで学ぶべきであって、大人になってから学ぶのでは遅いと私は思います。

どんなに属性が良くて、自己資金があっても信用情報に傷があっては銀行から融資を受けることができません。逆に個人属性がそれ程良くなく、自己資金が少なくても毎月の支払いをきっちりして信用情報に傷がない人の方が、融資を獲得できる可能性は高くなります。

私も信用情報の傷がつかないように、引落し日をカレンダーに落とし込み、また引落し日の3日前に口座残金とカードの引落金額、ローンの引落金額を確認するためにアラームを設定して、引き落とせなかったということが無いように細心の注意を払っています。

こんなことで融資を受けられませんってなった時には本当にシャレにならないですからね。1円でも延滞したら駄目です。その1円で人生が狂ってしまうこともあるかもしれません。

取返しのつかないことにならにように信用情報については、本当に注意しましょう!

 

それでは、また。

 

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