
「自分の資産って、周りと比べてどうなんだろう?」
こんなことを感じたことはありませんか?
- 同世代がどれくらい貯めているのか気になる
- 自分は普通なのか、それとも遅れているのか不安
- 「アッパーマス層」「富裕層」って、自分には関係のない話?
- このまま資産を増やし続けて、本当に大丈夫なのか
実は、この不安を感じている時点で、すでに資産形成を意識できている証拠です。
今回は、野村総合研究所(NRI)と金融広報中央委員会の最新データをもとに、20〜40代の年代別平均資産額・アッパーマス層の割合を徹底解説します。
私自身、純金融資産が約4,000万円のアッパーマス層です。その実体験を交えながら、次のステップ(準富裕層・富裕層)へ向けた運用戦略まで、具体的にお伝えします。
この記事を読み終えるころには、「自分が同世代の中でどの位置にいるのか」がはっきりわかり、次に何をすべきかが見えてくるはずです。
30代でアッパーマス層(純金融資産3,000万円以上)は、上位約6%に属しています。
日本の資産格差の現実——野村総研「富裕層ピラミッド」2023年最新版
まず大前提として、日本の資産分布がどうなっているのかを把握しておきましょう。
野村総合研究所(NRI)は2025年2月に、2023年時点の「純金融資産保有額別の世帯数と資産規模」を発表しました。いわゆる「富裕層ピラミッド」の最新版です。
純金融資産とは、預貯金・株式・債券・投資信託などの金融資産の合計から、住宅ローンなどの負債を差し引いたものです。不動産自体は含みません。
こうして見ると日本の総世帯の約79%が「マス層(純金融資産3,000万円未満)」に属しています。つまり、純金融資産3,000万円以上を持っているだけで、日本全体の上位約21%に入ることになります。
2023年は株高・円安の影響で富裕層・超富裕層が過去最多の165万世帯に。
30代の平均資産額はいくら?——20〜40代の年代別データ
では、実際に同世代(20代~40代)はどれくらいの資産を持っているのでしょうか。
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(2024年)」をもとに、年代別の金融資産額を確認してみましょう。
ここで重要なのが「平均値」と「中央値」の違いです。平均値は一部の超富裕層に引っ張られて高くなりがち。実態に近いのは中央値(全体のちょうど真ん中の金額)です。
このデータから見えてくるのが、平均値と中央値の大きなギャップです。
たとえば30代の二人以上世帯は、平均値849万円に対して中央値は400万円。半分以下です。これは一部の高資産世帯が平均を引き上げているためで、「30代の多くの人は400万円前後」というのが実態に近いと言えます。
アッパーマス層(純金融資産3,000万円以上)の年代別の割合は?
では、純金融資産3,000万円以上のアッパーマス層以上に該当するのは、各年代でどのくらいの割合なのでしょうか。
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)総世帯」のデータをもとに確認してみます。
このデータを見ると、年齢が上がるにつれて確実にアッパーマス層の割合が増えています。
- 20代でアッパーマス層以上はわずか0.2%。100人に1人もいません。
- 30代でも約5.8%。20人に1人程度の少数派
- 40代で約8.5%。この年代で初めて「1割未満」という壁に近づく
- 50代・60代になると退職金や長年の積み立てで一気に増加
ライフイベントが集中する20代〜30代は、結婚・住宅購入・子育てなどの支出が多く、資産を積み上げるのが難しい時期です。だからこそ、30代でアッパーマス層になっている人は「かなりの少数派」と言えます。
私の資産4,000万円は「上位何%」?——アッパーマス層のリアル
現在の純金融資産は約4,000万円。これはアッパーマス層(3,000万〜5,000万円未満)のちょうど真ん中あたりです。
全世帯で見ると、アッパーマス層(3,000〜5,000万円)は全体の約10.4%を占めます。私の4,000万円はその中に位置しますが、30代という年代に絞ると3,000万円以上は上位約5.8%、アッパーマス層のみ(3,000〜5,000万円)では約4.2%という割合になります。
とはいえ、私はこれに満足していません。次の目標は準富裕層(5,000万円以上)、さらには富裕層(1億円以上)へのステップアップです。
アッパーマス層から準富裕層・富裕層へ——私の運用戦略4本柱
それでは、私が考えているアッパーマス層から上位層へステップアップするための戦略は下記となります。
重要なのは「一つの方法に頼らない」こと。複数の収入源・資産クラスを組み合わせることで、リスクを分散しながら資産を積み上げていきます。
私がとくに力を入れているのが「不動産投資」「暗号通貨」「株式投資」「事業化」の4つです。
不動産投資は、毎月の家賃収入という安定したキャッシュフローを生み出してくれます。インフレにも強く、ローンを活用したレバレッジ効果が使えるのが大きな魅力です。ただし、空室リスクや物件選びのリスクもあるため、十分な知識を持ったうえで始めることが大前提です。
暗号通貨は、ビットコインをひたすら積立みたてることを考えています。2026年~2027年にかけては4年サイクル通りにいけば下落期、低迷期になります。その間にどのくらい積立てられるかが鍵となりそうです。
株式投資は日本株式、米国株式と合わせてNISAやiDeCoを最大限に活用しながら、インデックスファンドへの長期積み立てを継続しています。
そして長期的に一番重要だと考えているのが「自分の事業を持つこと」です。このブログもその一つ。事業収入が増えれば、投資に回せる元手も増え、資産形成のスピードが一気に加速します。
投資は自己責任。リスクを理解したうえで、自分に合った戦略を選びましょう。
30代で準富裕層以上(5,000万円超)は上位わずか約2%——超えられる壁か?
先ほど「30代でアッパーマス層(3,000万円以上)は上位4.2%」とお伝えしましたが、さらに上の準富裕層(5,000万円以上)になると、30代では一体どのくらいの割合になるのでしょうか。
金融広報中央委員会の調査データと野村総合研究所の富裕層ピラミッドのデータを組み合わせて推計すると、30代で純金融資産5,000万円以上の準富裕層以上に該当する割合は、約1.6〜2%という非常に数少ない存在であることがわかります。
- 30代でアッパーマス層(3,000〜5,000万円):約4.2%。約24人に1人
- 30代で準富裕層以上(5,000万円超):約1.6%。約62人に1人
- 30代で富裕層以上(1億円超):0.2%以下。500人に1人
- 合計(3,000万円以上のアッパーマス層以上):約5.8%(4.2% + 1.6%)
裏を返せば、4,000万円のアッパーマス層という現在地は、次の準富裕層(5,000万円)まで残り1,000万円という射程圏内にいるということです。あとは「戦略と時間」をどう使うかだけの話です。
4,000万円から5,000万円へ——準富裕層達成の具体的ロードマップ
私の現在地は純金融資産4,000万円。次の目標は準富裕層の入口となる5,000万円です。
「あと1,000万円」と聞くと遠く感じるかもしれませんが、複数の収入源を組み合わせれば、現実的な時間軸で到達できると考えています。
ポイントは「一発で1,000万円増やそうとしない」こと。
- 不動産収益:既存の物件の家賃収入から毎年コツコツとキャッシュを積み上げる。追加物件取得でさらに加速
- 暗号通貨:2026年~2027年にかけてビットコインを積み立てる
- 株式運用:現在保有している株・投資信託の時間による複利効果。NISAの非課税枠を最大限活用
- 事業・副業:ブログ収益をはじめとした本業以外の収入を拡大し、投資に回せる元本を増やす
この4つを並行して進めれば、「あと1,000万円」は3〜5年の時間軸で現実的に狙える射程だと考えています。もちろん市場環境や個人の事情によりますが、何もしなければ一生たどり着けません。
準富裕層は「一撃」ではなく、時間を味方にして「複利の積み重ね」で到達する!
30代で資産形成を加速させる——アッパーマス層が必ず意識すべき3つのこと
最後に、私自身がアッパーマス層として日々意識していることを、具体的な行動レベルでお伝えします。
この3つは、どの資産額の人にも当てはまる原則です。ただ、アッパーマス層になると「増やす力」より「守りながら増やす力」への意識シフトも必要になってきます。
特に注意したいのが「生活レベルを上げすぎない」こと。資産が増えると支出も増やしたくなりますが、そこをぐっと抑えて投資に回し続けることが、アッパーマス層から準富裕層への距離を縮める最大のコツだと実感しています。
収入UP・支出最適化・時間の複利——この3つをやり続けることが全て。
まとめ——30代の平均資産額と「次のステップ」を知ろう
今回の記事をまとめます。
「自分は平均より下だ」と感じた方も、焦る必要はありません。
資産形成において大事なのは「いつ始めるか」よりも「続けるか」です。30代の中央値が400万円という現実を知ったうえで、今日から少しずつでも行動を変えていくことが、10年後・20年後の大きな差につながります。
まずは現在の純金融資産を計算してみることから始めてみてください。自分がどの位置にいるのかを知ることが、資産形成の第一歩です。
是非参考になれば嬉しいです。

