
不動産投資をしてみたいけど、下記のような不安を感じたことはありませんか。
- 不動産投資に興味はあるけど、何から手をつければいいかわからない
- いきなり物件を見に行っても良いのか不安
- 知識もないのに業者に話を聞きに行ったら騙されそうで怖い
- 失敗談はよく聞くけど、成功している人が何をしてきたか知りたい
これ、全部「やるべき準備」をしていないから感じる不安なんです。
不動産投資は、最初の準備を怠ると取り返しのつかない損失につながります。小さい物件でも数百万円、大きければ億単位のお金が動く世界。準備なしで飛び込むのは、はっきり言って無謀です。
この記事では、私が実際にやった「不動産投資を始める前の5つの準備」を体験談をもとに紹介します。読み終えたころには、何をどの順番でやればいいか、迷わずに動けるようになっているはずです。
結論から言うと、まず最初にすべきことは「本を読む」こと。お金も時間もかかりますが、これが一番コスパの良い最初の一歩です。
なぜ不動産投資を始める前の準備が重要なのか
不動産投資で失敗する人のほとんどに共通しているのが、準備不足のまま動いてしまっているという点です。
物件購入には最低でも数百万円、ローンを組めば数千万円単位のお金が動きます。最初の一棟で判断を誤れば、その損失は取り返しがつきません。
逆に言えば、事前に知識を積んでおけば業者に言われるがままに動くリスクが減り、自分の目で物件を評価できるようになります。準備への投資が、そのまま将来の損失回避につながるのです。
不動産投資を始める前にすべき5つのこと
私が実際にやってきた準備を、おすすめの順番で紹介します。
① 本を読む(最もコスパが良い)
まず最初にやるべきことは、本を読むこと。これが一番コスパの良い勉強法です。
私は最初に30冊ほど読みました。1冊1,500円として30冊でも約45,000円。さすがに不動産投資の関連本を30冊読めば基礎知識が一通り身につきます。不動産投資には様々な手法があるので、最初は手法を絞らず広く読んで自分に合うスタイルを探すのがポイントです。
ちなみに、実際に不動産投資を始めた大家さんたちはどんな勉強法を使っていたのでしょうか。楽待(不動産投資プラットフォーム)が大家約100人に行ったアンケート調査では、こんな結果が出ています。
やはり「書籍」が圧倒的な1位。2位以下のポータルサイト・セミナー・YouTubeを大きく引き離しています。まず本から始めるのは、先人たちが実証済みの王道ルートと言えます。
② YouTubeやブログで情報収集する
本と並行して取り組みたいのが、YouTubeやブログでの情報収集です。今では実際に成功している大家さんが、有料級の情報を無料で発信してくれています。
動画は早送り・巻き戻しができ、通勤中に音声だけで聞くことも可能。本では得られない「リアルタイムの市況感」や「失敗談のディテール」が手に入るのも大きな強みです。私も今でも毎日のように動画で情報をアップデートしています。
また、実際に不動産投資を始めた人たちが、勉強開始からどれくらいの期間で1棟目を購入したかについて、 楽待のアンケート(284人回答)ではこんな結果が出ています。
6割以上の人が勉強開始から1年以内に1棟目を購入しています。「勉強→行動」のサイクルをコンパクトに回せるかどうかが、不動産投資スタートの鍵になりそうです。
③ 実際に成功している人に話を聞く
本やYouTubeでは得られない「生の経験談」を聞けるのが、成功者への直接アプローチの強みです。
私は幸いなことに、職場の先輩に月のキャッシュフローが100万円を超えている不動産投資家がいました。業者ではなく利害関係のない第三者から、リアルな数字や失敗談を聞けたことは本当に貴重な体験でした。
身近にそういう人がいなくても、オンラインサロンやSNSで不動産投資家とつながることはできます。コンサルティングを提供している大家さんも多く、数千円〜数万円で話を聞けるケースもあります。
業者ではなく個人投資家の話こそが、最もリアルで参考になる情報源です。
④ セミナーを活用する(選び方が重要)
セミナーは活用次第でとても有益になりますが、選び方を間違えると時間の無駄になります。私が実際に参加してわかった注意点をまとめます。
無料セミナーが全て悪いわけではありませんが、業者主催の無料セミナーは「参加者を集めて物件を売るための営業の場」になっていることが少なくありません。有料であれば、対価に見合う内容を提供する責任が生じます。
⑤ 不動産業界に転職・就職する
これは少しハードルが高い方法ですが、私自身が実践したことなのであえて紹介します。私はもともと不動産業界ではなかったのですが、強い興味を持って転職しました。
業界に入ると、自然に情報が入ってきます。
- 賃貸管理の実情(入居者トラブル・空室対策の実態)
- 物件売買の流れと実際の価格交渉
- 工事費用の相場感(修繕コストの把握に直結)
- レインズ(不動産流通情報システム)が使えるようになる
日々マイソク(物件概要書)を見ていると、自然と物件を評価する目が養われます。本格参入の前に業界経験を積むのも、有力な選択肢のひとつです。
不動産投資を始める前に知っておきたいデータ
そもそも、みんなはなぜ不動産投資を始めるのでしょうか。楽待が投資用不動産を購入した約300人に行ったアンケートでは、始めた理由のトップ3がこうなっています。
「老後のため」「FIREのため」「生活費のため」と、目的は人それぞれですが、共通しているのは将来の収入源を自分でつくりたいという思いです。どんな目的であれ、準備なしに始めると夢が逆に重荷になりかねません。
なお、不動産投資を始める前に確認しておきたい公的情報として、以下のリンクも参考にしてください。
不動産投資を始める前の準備 ロードマップ
5つの準備を「どの順番でやるか」を整理するとこうなります。
コスパで選ぶ 準備方法の優先度
5つの準備をコスパ(時間・費用・効果のバランス)で評価するとこうなります。
特に最初のうちは、「本を読む」「YouTubeを見る」の2つを徹底するだけで基礎は十分に固まります。まずはこの2つから始めてみてください。
まとめ——準備こそが不動産投資の最初の投資
不動産投資の世界に入るとき、最も大切なのは「知識の質」です。
良い物件を安く買いたいなら、まず自分自身が「良い物件の判断ができる人間」にならないといけません。その土台をつくるための時間と費用こそが、本当の意味での最初の投資です。
まずは今日、書店か図書館で不動産投資の本を1冊手に取ってみてください。その一冊が、将来の大きな損失を防ぐ最初の一歩になります。

